占いにハマったきっかけ

私は今までにいろんな占いをやってもらいましたが、一番印象に残っている占い師さんがいます。
その方は私が住んでいる地域ではローカルテレビ番組の占い担当をしていて、顔は出ていませんでした。
その方はタロット占いを専門にしていたのですが、正直私はタロット占いのようなカードでそんないろいろ当てられるはずが無いし、実際、当たったなどの声も聞いたことが無かったので半信半疑でした。
その頃、そのテレビで活躍していた先生の店がどうやらそんなに遠くないらしいという話を聞きつけてきました。
私も実際占い師の先生と対面して占ってもらった事は無かったので、一度会ってみたいと思いました。
そして本当にどの程度私の事を当てられるのか試してやろうというちょっとした意地悪な気持ちもあったと思います。
電車を乗り継ぎ、占い師の先生のお店へ行きました。
そこは大きな商店街の雑貨屋の2階にありました。私は少し拍子抜けしてしまいました。テレビの担当までしている占い師のお店がこんな場所なのかというがっかり感があったのだと思います。
お客は私たちだけで、自分の順番を待っていました。
いざ自分の順番が近づくと、何を聞こうかドキドキしてしまいひとつに絞れない自分がいました。
そして私の順番が来ました。
その先生は思っていたより年配の方でした。あたまにオーガンジーのようなベールをかぶり、絵に描いたような占い師の格好をしていました。
なんかその姿を見た時一気に緊張が解けて自然な気持ちになりました。
先生は私に一覧表を見せて料金説明を始めました。
大事な事ですが、気分が一気にしらけてしまいました。
金額はリーズナブルでした。
私はその時恋愛に悩んでいたのですが、一番安い総合運を見てもらうことにしました。
カードをテーブルに広げ混ぜていきます。
そのカードをひとつにまとめ私に3つに分けるように言いました。
私は言われた通り3つに分け待っていました。
カードを開きながら彼女は言いました。
『あなたはお母様とうまく言っていませんね』
絶句しました。
家族構成などは一切話していなかったのに、まず母親の話が出てきたのです。
実際その時母はヒステリックな状態に見ていて接触を避けていたのです。
『お母様の事は少し様子を見てあげてください』
といわれ、
『これからご家族がバラバラになると思いますが、ご心配なさらずにあなたはあなたで頑張って』
といろいろな星の位置の話を交えながら説明されましたが、母の事は偶然にしろ家族の事はどうなのか気になりました。
その後、母は更年期障害だった事が分かり、いつも機嫌が悪くてどうしようもなかったと言っていました。そして家族のことですが、見事に兄弟たちが地方へと旅立ちなかなか連絡も取らずに生活しています。あんなに半信半疑だったタロット占いでしたが、実際直接会って占ってもらうとこんなにも当たることもあるのだと感心してしまいました。今はスマートフォンやパソコンで占いができますが、直接会って占ってもらうことにこだわるようになったきっかけのひとつです。