迷ったとき、ちょっと元気になりたいときに。

占いなんて、とずっと思っていました。
友達が有名な占い師にみてもらうというのを冷めた目で冷やかしにのぞいたこともあります。
だってその占い師の言うこと。
誰にでも当てはまるようなこと、そんなの私だって言えるよ、というような薄っぺらいアドバイス。
しかし友達は真剣にきいて、その後すっきりした顔をしていました。

あるとき、そんな私にも占いに積極的に行く日がおとずれたのです。
それは一世一代の恋をした時でした。
テレビで芸能人が手相占いをいているのをみて、そうだこれだ!と急にひらめいたのでした。

その頃の私は、悩み、傷つき、誰に何を相談していいかもわからなくなっていましたし、
誰のアドバイスも信用できないような気持ちでいました。
そこでテレビでみたのと同じところに早速でかけていきました。

占い師はごく普通のおばさんでした。
手相をみながらなにやら本をひらいて色々私に質問してきます。
その質問が私の心を開かせたのか、私は堰を切ったように心情を話していました。
そして話し終わったあとのすっきりしたこと。

実は、占いの内容は翌日にはほとんど忘れていましたが私は翌日からそれまでとは違った少し前向きな気持ちになれたのです。
あの時の友人の顔を思い出しました。

それ以来、自分の声をきくために、迷った時や元気のない時にちょくちょく占いを利用しています。